【スクラップ・アンド・ビルド /羽田 圭介 (著)】を読んで変わった事

あなたは芥川賞作家の羽田圭介氏をご存じでしょうか？私は恥ずかしながら【スクラップ・アンド・ビルド】とタイトルは聞いたことがあっても、作品にも著書にも触れた事がございませんでした。

そんなある日、普段からファンで視聴している【日経テレ東大学】YouTubeチャンネルから、羽田圭介氏・ひろゆき氏・成田悠輔氏の対談動画が公開されました。

こちらの動画で羽田圭介氏の人間性と作品に興味を持ったのがきっかけで、Amazonが運営するAudibleで【スクラップ・アンド・ビルド】を聴くことになりました。

社会問題をテーマにしつつ、読み物として面白い

要介護の祖父母と母親と暮らす、28歳フリーター男性が主人公の【健斗】。毎日「死にたい」と言う祖父母に、自分で動けなくなった人を生かすのが正しいのか悩みだす健斗は、ある計画が脳裏に浮ぶ…

健斗が、介護問題、転職、恋愛、と日々であらゆる困難遭遇する中で、新たに問題解決に挑む。

現代に起こりうる社会問題を、羽田圭介氏が描くことで、より現役時代が引き込まれる世界観になっております。

人生は『破壊と再建』の繰り返しなのかもしれない。

主人公の健斗はストーリーの中で筋トレ【筋線維の破壊と再建】を始めるのですが、テストステロン値による体感や疲労感の描写など、私自身、筋トレをしているのですごく共感できるのですが、短期間で筋力増加をしすぎて、少し引っかかる所がありました。

「市営のジムにたまに行って、100kgのベンチプレスに短期間でできるようになるのか？」と何回も反芻してしまう所存です。

とはいえ作品の世界観が凄く好みで、同世代の羽田圭介氏の世界をもっと知りたいと思いました。

これから追っかけやっていきます‼

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