私は自分の事をHSP(非常に感受性が強く敏感な気質もった人)だと思っていました。HSP診断テストをしても、かなり傾向が強いと結果がでたので、HSP傾向を少しでも役立てる対策などをしていました。
Amazonが運営するオーディオブックサービスAudibleで【愛着障害~子ども時代を引きずる人々~岡田 尊司 (著)】https://amzn.to/3GI2NcKが配信されていたので、何気なく聴いたのですが、内容に入っていくにつれて、自分の新たな一面を知ることになりました。
愛着形成は幼児期に育まれる
子供と保護者との愛着形成はおよそ5歳ぐらいまでで、形成されるそうです。(主に母親の影響を受ける)
その期間に母親との関係が良くない場合は、幼児は適切な人との愛着形成ができなくなり、人間関係やその後の人生に大きく影響をうけるそうです。母親が下記のような対応をすると、子供に愛着形成が上手く育まれないそうです。
- ・養育者との死別・離別などで愛着対象がいなくなってしまう
- ・養育者から虐待やネグレクトを受けるなど、不適切な養育環境で育てられた
- ・養育者が子どもに対して最低限の世話はするものの、無関心であったり放任したりしていた
- ・養育者のような立場の大人が複数いて、世話を焼いてくれる人が頻繁に変わってしまっていた
- ・兄弟差別など、他の子どもと明らかに差別されて育てられた
多くの文豪や画家が愛着障害を患っていた
この本の一番良かった所が、夏目漱石/太宰府/ヘミングウェイ/ゴッホ/バラク・オバマ/ビル・クリントンなど有名人の人生と作品を例で使って説明しているのが凄く分かりやすかったです。どの人物も幼児期に愛着形成がうまくできない環境で育ち、各々の人生を解説しています。
特に文豪を言われる人たちは、作品に創作に人生を捧げ、壮絶な終わりを迎える事が多い事を、愛着障害の観点から説明されているのが、すごく合点がいきました。
また【坊ちゃん/夏目漱石】【思い出/太宰治】を読み返したいと思います。
キャリアウーマンの母を持つ私
私の話をさして頂きます。
私は共働きの父母と兄の4人家族で育ったごく普通の家庭です
私は生後半年で保育園に入園し、小学校に上がるまで平日は、祖父母の家で晩御飯を食べ、母の迎えを待つ幼少期を過ごしています。祖父母はすごく私を可愛がってくれました。
小学校に入ってからも、母は保険代行員としてバリバリ働き、私が中学生になるまで、帰宅時間は21時を超すことがほとんどでした。
父はお酒好きで、18時ごろに仕事から帰宅しても、家事をする事なく、自分のご飯を用意し、子供は放置して、大酒を食らい寝る生活をしていました。晩御飯は母が帰ってくるまで待ちます。
お金に不自由した事はなく、海外旅行も何度も連れって行ってくれましたが、小学生までは、専業主婦の母親がいる家庭をすごく羨ましかった記憶があります。
親に感謝はしていますが、やはり今自分が親の立場で見ると、やはり良い環境ではなかったとは思います。
どうして克服していくか
まず自分が理想の親になって、子供の愛着形成を育みたいと思います。
自分が理想の親になることで愛着障害も克服できるそうです。
- 家庭を【安全地帯】にする
- スマホを見ながらじゃなく、目を見て話す
- アルコールを控える
- 普段怒らない事でキレない
まずここから、気を付けて普段の生活をしていきたいと思います。
また、愛着障害チェックリストも本書には掲載されているのですが、オーディオブックのためやりずらいので、本を購入してテストを一度やってみたいと思います。
1~4部まである
【愛着障害~岡田 尊司 (著)】シリーズは第四部まで発行さており、Audibleの聴き放題ですと第1部が配信されており、第3部【愛着障害の克服~「愛着アプローチ」で、人は変われる】https://amzn.to/3jUOvNbがAudible聴き放題にもうすぐ配信予定なので、一緒に取り組んで行きましょう‼
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