正直に言います。私は小学校の頃から勉強を放棄して、「学ぶ」という事を高校受験まで意識した事もありませんでした、高校も地元では有名なバカ高校でした。
そんな私が、文学が心から楽しめるようになった理由をお伝えします。
始めて読んだ時はイミフだった
始めて夏目漱石に出会ったのが小学生の時の教科書に【吾輩は猫である】が載っていた事でした。
もちろん意味がわかりませんでした。そもそも全部読んだかもわかりません。
次に出会ったのがkindleで【夏目漱石名作集】でした。当時これを読んで教養をつけると意気込んでいました。もちろん数ページしか読んでいません。睡眠薬かと思うぐらい安眠効果が凄かったです。
そもそも100年以上前の作品には、わかりずらい漢字や文法が山のようにあり、バカな私は古文を読んでいるかと思っていました。
私を文学の世界にいざなったオーディオブック
年を取るにつれ学習の必要性をヒシヒシと感じ、懸命に時間を使い読書をしましたが、地頭が悪く、どう頑張っても月2~3冊の読書量の私を変えたのがオーディオブックとの出会いでした。
始めて聴いた時【めっちゃ楽やん‼】と感じた事を今でも覚えています。
文字を読まず、寝転んで聴いているだけで学習ができる。ってすごいライフハックですよね。
たぶんラジオ・音楽が好きな私にとって、耳からインプットするのがすごく相性が良かったのだと思います。
それ以降、読書量が格段に増えて【夏目漱石名作集】を楽しむ事もできました。
夏目漱石の作り出すキャラはクセスゴです
夏目漱石の作品に出てくる人って、どれも癖がスゴイんです‼
【吾輩は猫である】の猫も、好奇心が強く、人間のする事を真似て、事件を起こしたり
【坊ちゃん】の主人公の教師も愛着障害を患っていそうな、どう考えても教師に向かないような人物ですし、
しかも、夏目漱石作品の多くの主人公は癇癪(かんしゃく)持ちが多いです。(夏目漱石も癇癪持ちだったと言われています)
他の作品も登場人物の個性が強いキャラが多いが、オーディオブックでは声優が更にキャラを確立しているので、より楽しめるのでお勧めです‼
時代背景が面白い
明治~大正時代の話が夏目漱石作品には多いですが、この時代の考え方や行動って意外な発見があるんです。
エビスビールを飲んでいるなど、当時の学生生活や移動手段などもわかり、案外変わっていない風習や考えられない価値観とかを現代と比較できるのも楽しみの1つだと思います。
100年以上前の人がどのような生活をしていたか物語の中で存分に楽しんでください。
夏目漱石作品、まずはこれから聴きましょう
私が夏目漱石に触れるのが初めての人にオススメする3作品は↓
- 【吾輩は猫である】https://amzn.to/3WZWsiB
- 【坊ちゃん】https://amzn.to/3ZpPHrU
- 【こころ】https://amzn.to/3IH1bBz
まずはこちらの作品から入るのが理解しやすくていいと思います。
あらすじはリンクからご覧ください。
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