今こそ聴くべき【洗脳】のバイブル的一冊

この本で学べた事

素晴らしい本に出会いました。【マインド・コントロール /岡田 尊司 (著)】という本なのですが、洗脳に関する洗脳法の確立・事件・法的措置など、時系列で洗脳の歴史がわかるので、これ一冊聴くと、マインドコントロールのノウハウを網羅する事ができます。しかも、洗脳に対する知識を持つことで、ご自身を悪意のあるマインドコントロールから守る事ができるので、聞いて絶対に損をしないです!!

では、私の心に響いた箇所と、これから自分ができそうなことをお伝えさして頂きます。

洗脳方法は大量にある

こちらの本では実際行われた実験や宗教団体の事件をもとに、どのような手で洗脳をしたか詳しく教えてくれます。以下が私が絶対にやられたくない洗脳法です。

  • 脳に電気を流し拷問をされて秘密をチンコロする。しかも激痛と健忘が伴い、拷問を受けたことすら忘れる
  • 薬剤を投与されて、教祖に親近感を植え付けて、断薬をさせられ不安になり、更に投薬でコントロールされる
  • 視覚を奪われてホワイトノイズを聴かされる。(幻覚や霊体験を伴い恐怖を植え付けられたりする)

その他も凄まじい洗脳手段や、サブリミナル・ダメ男にはまる心理術なども紹介されています。

今、自分が洗脳などと縁がないと思っていても、案外近くに可能性はあるかもしれません。

家族が洗脳されていても助ける事は簡単じゃない

日本でも○ウム心理の影響で洗脳という恐怖を覚えた人も多いと思います。家族が必死に説得しても脱会までさせる事は困難を極めます。

90年代なら、むりやり拉致のような手段で隔離することもしていたようですが、現在では法律的に訴えられると負けるケースが多いらしく、そのような手段は全世界であまりできなくなっているそうです。

じゃあ、どうすればいいのか?となる人は大勢いると思います。

そこで、一番簡単に洗脳から家族や身を守る方法があったのでお教えします。

頭と絆がとても大切

洗脳されやすい人・されにくい人の大きな違いは、自分で考えて行動しているかという事です。

普段から他人の意見を鵜呑みにせず、自分の頭で行動を決める事が大事みたいですね。

あともう一つ大事なのが、愛着形成がしっかりされているかがカギになります。

愛着スタイルが回避型の人は、普段は他人とは距離を置きますが、カリスマ的存在が現れると盲目的になるそうです。

不安型の人は依存傾向があるので、自分を認めてくれる存在に盲信してしまう傾向があるそうです。

そうならないためにも、しっかりと自分の愛着スタイルを判断し、改善していく必要がありそうです。

ちなみに私は、【恐れー回避型】なので、カリスマ的存在に弱いところは自覚があります。

皆様もマインドコントロールが蔓延る世の中で、たくましく自分の意志で生きていきましょう!

合わせて聴きたい一冊

同著者の愛着障害の一冊。愛着障害の基本や対策も書かれており、診断テストだけでもやる価値ありです。

○ウム神理教の脱洗脳を行ったとして有名な苫米地英人博士の一冊。タイトルはスピリチュアリズムですが、洗脳の理解が深まる一冊。

しかし、苫米地氏がカリスマ的存在にならないように注意して下さい。笑

オーディオブック化されてないので恐縮ですが、自分の頭で考えることに特化した一冊。

ソクラテス問答法の項目だけでも読む価値だいぶあります!

カツ夫

オーディオブックに出会い【読書量が爆上がり】しました。オススメのオーディオブックと様々な学びをお伝えします。
【妻・子供2人の4人暮らし】
【趣味はギター・料理・筋トレ・ライブ活動・英語・瞑想・キャンプ】
【色覚異常・HSP・恐れー回避型愛着スタイル・ディスレクシア】と日々闘っています。

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