仮想通貨バブルとSNSの普及を機に、SNS上で金融トレーダーが暴落の予言をし、みごとに予想を的中させた事により、多くのフォロワーを集め、一般人に投資の指南をするサロンなどを運営するインフルエンサーが多くいます。
もちろん、トレーダー歴が長く、経験と知識が豊富なのは間違いないですが、そこからの情報を鵜呑みにしていたら、いつか痛い目にあうかもしてません。
私自身、ビットコイン関係のインフルエンサーに盲信して、世知辛い気持ちになった事もあります。
どんな凄腕トレーダーでも、予測を遥かに通り越した偶発的な事態は訪れます。
古くはチューリップバブルから始まり、ブラックマンデー・リーマンショックなど歴史上、多くの損害を生んだ金融暴落があるように、これからもきっと訪れる事でしょう。
そこで、金銭的に利益をあげ、偶発的な暴落に惑わされず、冷静に他人意見を受け入れるようになれる、おすすめオーディオブック【最強の教養 不確実性超入門 / 田渕 直也 (著)】をご紹介します。
しかも、【Kindle読み放題・Audible聴き放題】の作品なので、サブスクに入られている人は是非チェックして下さい。
凄腕トレーダーとサルの予想的中率は一緒
本作で一番衝撃だったのが、【凄腕トレーダーとサルの予想的中率は一緒】ということです。
ファンドマネージャーの運用成績を、様々な研究で調べたところ、【平均的な運用成績は極めて凡庸ものである】ことがわかっています。
むしろ、猿が適当に選んだ株式の運用成績とさほど変わらず、場合によってはファンドマネージャーを上回る成績を残すことも珍しくありません。
そんな研究結果が出ているのに、本当か嘘かわからない実績のインフルエンサーを、盲信するのは危険としか言いようがありません。
でもバブルに載りたい
そんな事を聞いても、仮想通貨バブルも乗れなかったし、次に来るバブルは絶対に美味しい思いがしたい。と考えるのが人情ですよね。
NFT・メタバース・国際統一通貨・バーチャル国家など、流れの早い世の中で、いつバブルが起きてもおかしくありません。
そんなバブルを感じ取った時に思い出してほしいのは【音がなっている間は踊ろう】ということです。
買手市場のバブル期に美味しい思いをしてしまうと、そのままの勢いが保たれたまま、値下がりしても買い足すなどの行為に走ってしまいます。
今までの歴史をみても、バブルと崩壊はセットですが、いざ自分がその状況になると、正しい判断は難しくなります。
そんなときは【音がなっている間は踊ろう】と心の中で唱えましょう。
本の中では、バブルの歴史と判断の見極め方なのが、たくさん載っているので、ぜひ次の金融バブルに備えて【最強の教養 不確実性超入門 / 田渕 直也 (著)】を一聴することを、おすすめします。
結局、自分の頭で考えないといけない
インフルエンサーの情報をみて、大きなメリットを得た人も多いと思います。
しかし鵜呑みにするだけでは、いつまでも操られる側に回ります。
そんな時の一番の対策方は【許容リスクを考える】事が大事です。
自分で、いくらまで値下がりしたら売却すると決めておけば、暴落に巻き込まれても軽症で済みます。
塩漬けにするという考え方もありますが、マイナスを確定していないだけで、損益は変わりません。
自分の許容リスクを超えたら、【一度手放して、この価格でも投資をするか】を考え直すことが重要だそうです。
インフルエンサーの意見を受け入れるにせよ、イグジットは必ず自分で考えましょう。
合わせて聴きたいオーディオブック
不確実性の世の中でサバイブしていくのに是非聴いてほしいのが【「書く」習慣で脳は本気になる/ 著者茂木健一郎】
視点は【書くこと】ですが、偶発的な世の中に生きるのに必須な習慣なので、おすすめオーディオブックにしました。
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