【夢をかなえるゾウ】シリーズの大ファンの僕にとって、【夢をかなえるゾウ0 ガネーシャと夢を食べるバク】は、前作までを遥かに上回る名作で、著者/水野敬也さんの才能に度肝を抜かれました。
そこで、皆様にも作品を聴いていただきたいと思い、おすすめのポイントを簡単に3つお伝えさして頂きます!!
アマゾンが運営するサービスAudibleですと、【夢をかなえるゾウ】全タイトルが聴き放題対象作品なので、ぜひAudibleでお聴きになってください。
夢をかなえるゾウ0 ガネーシャと夢を食べるバク / 水野 敬也 (著)
シリーズ累計450万部最新刊!
えっ!? 自分、「夢」がないやて? ほな「夢の見つけ方」教えたろか。
平凡な会社員を「宇宙一の偉人に育てる」と宣言したガネーシャ。しかし、彼には「夢」がなかった――。
新キャラ・バクとガネーシャの父・シヴァ神も登場する、「夢とは何か?」「夢は本当に必要なのか?」を解き明かす、夢ゾウシリーズの原点「0(ゼロ)」ついに登場!
アマゾンより
1⃣遂にZ世代が【夢をかなえるゾウ】に登場
すべての作品、時代の背景にそった主人公が登場して、ガネーシャが夢を叶えるお手伝いをしていますが、今回は夢のない若者が、夢を見つけるストーリーです。
主人公は親のレールにそって生きてきたので、本当に自らが望む物がわからなくなっています。
今までのシリーズに登場した主人公とのギャップに困惑するガネーシャ…まさしく、会社でオジサン世代がZ世代に出くわした状況です。笑
良い子すぎる今回の主人公に、ガネーシャが【こんな神様扱いしてくれるのは、君が初めてや】と言い出す始末。ガネーシャに大いに気に入られた主人公は、深い【絆】を感じて、人生を切り開くパワーを手にいれます。
僕は最近、【愛着障害】の勉強をしていることもあり、主人公は【回避型愛着スタイル】だと感じました。回避型人間へのガネーシャがおこなったアプローチは、まさしく安定型を伸ばすメソッドです。
愛着障害についての記事はこちら
2⃣夢を食べる【バク】が初登場
今回は新キャラが二人登場して、ストーリーを盛り上げてくれます!
その一人が【バク】です。通常のバクは【寝ている間にみる悪夢】を食べるのですが、今回登場しするバクは【人間の望む夢】を食べる、少し変わったバクです。
このバクは夢ソムリエみたいなところがあり、煩悩に紛れた夢は不味く、本当にやりたい事の夢は美味しい。と味好みをします。しかも丁寧に比喩を使いながらソムリエみたいに味の表現をします。
でも子供の夢は大切なので、絶対に食べない。笑
そんな、こだわり強いバクに【美味しい夢】を食べさせれるように、主人公は奮闘します。
このバクちゃんは、ガネーシャの事をこよなく愛しており、ガネーシャとの舐めあいや、主人公への嫉妬など、聴いているうちに愛らしくなってくる、最高にかわいいキャラクターです。
ガネーシャにドッグサロンに連れて行かれて、ふわふわの毛にリボンをつけられた時は、聴いているだけなのにキュンキュンしちゃいます。水野敬也さんの表現力凄いです。
3⃣ガネーシャの父親【シヴァ】が初登場
今回の最大の聴きどころは何と言っても、もう一人の新キャラ、ガネーシャの父親【シバァ】が登場しすることです。
ガネーシャがゾウの顔になった経緯や、神様界の決まりごと、親子関係など、今までのシリーズ全タイトルを深く繋がっている重要な話が明らかになります。
破壊神の名を持つシバァも、ガネーシャの父親なだけあり、お笑い好きです。
ガネーシャのお笑いセンスは父親ゆずりだったんですね…笑
複雑な親子関係のドラマにも要チェックです!
メインテーマは【夢を見つける】
現代病と言われる無気力。デジタル機器の多様・情報過多・人との希薄な繋がり・自然不足など様々な原因があると言われます。
今回の【夢をかなえるゾウ0 ガネーシャと夢を食べるバク】は、そこをメインテーマにしているなと僕は読み取りました。
コロナウイルス蔓延の影響でますます、現代病に拍車をかける時代の私達に【ガネーシャの課題】は大きな効果をもたらしてくれるでしょう。
一緒に【本当の夢】を手に入れましょう!!
最新作【夢をかなえるゾウ0 】も、すごく面白かったです。水野敬也さん【さすガネーシャ】です。
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