男性の20人に1人は色覚に異常があると言われる【色弱】が存在します。 この記事では、私自身の経験をもとに、色弱の人に向いていない仕事を5つご紹介します。 なお、色弱の方でも、色弱補正メガネを使うことで活躍が可能な場合もありますので、別記事も参考にしてください。
料理人

私自身 十数年 料理業界に携わり、様々な業態の飲食業で働いてきました。 色弱 を自覚したのも、料理人の先輩に指摘されたことで検査を受けて発覚しました。 よく問題になったのが、 【 痛んだ葉物野菜の色がわからない】【肉の焼き加減が分からず 名前だけで提供してしまう】【 彩りが綺麗じゃないと指摘される】など 根本的な問題が発生しました。 特に焼肉・ 寿司・ 焼き鳥などは色弱と相性が悪いと思います。 色弱料理人は、 色弱補正メガネが必須の 業界だと感じます。
ショップ販売員

10代の頃に ショップ販売員として働いたことがあるのですが、よく指摘されたのが 色の認識 間違いです、 黒だと思っていた T シャツが紺色だったり、 緑と思っていたトレーナーが茶色だったり、 健常な 色覚を持った人には考えられないような色の間違いを起こします。 お客さんのニーズをしっかり把握できず、 ベストな商品をおすすめすることができないこともあります。 ただ一番辛いのは、お客様の唖然とした顔を見た時です。 今でもあの表情は忘れません …
デザイン関係

デザインの仕事をしていると必ず色の配置をすることがあります。 そこで 色弱 独特の配色をしてしまうと、現状な色覚を持つ人には違和感を持つことがあります。 自分がベストな色だと思っていても、相手にとっては不自然な仕上がりになっていることは容易に考えられます。 アートも同様なのですが、 自分が見た景色をそのまま色にしてしまうと、 アバンギャルドな作品が完成してしまいます。 印象派の 画家ゴッホ も 色弱という噂があり、 色弱の人にしか見えない線や表現がされていると言われているのも、 その一つかもしれません。
医療関係

こちらは さして重要ではないかもしれないですが、 人が青ざめたり・顔が赤くなっているのを見ても、どうしても 色弱の人には認識できないことがあります。 私自身、 妻に言われるまで 子供が発熱していることを気づかず、 体温を測れば38度だったことがあります。 妻には「顔がこんなに赤いのにわからないの?」 と指摘されたこともあります。 機械で管理されている医療では問題はそこまで起きないかもしれません。 しかし、 第6感 的な 読み取り能力は機能していないと思います。
塗装業

よく 薄ピンクの家を 緑と勘違いしていたり、 黒の家だと思っていたら 紺色の家だったりと、 光が当たったところだと色が正確に認識できていないことが多いです。 塗るだけでしたら何も問題は起きないと思いますが、 お客さんと相談して 色 決めをする時やちょっとした色ムラ などは正確には認識できないと思います。 工芸品 や 車・家など高価なものを扱う職業なので、色弱補正メガネを 使って、慎重に作業を進める必要があるでしょう
終わりに
記事をお読みいただきありがとうございました。私自身、いまだに色弱に悩まされることが多く、寿司業界に参入したいのですが、二の足を踏んでいる状態です。色弱補正メガネを購入したいのですが、高価なため躊躇しています。
現在、色弱の人に向いている仕事を模索しており、また発見した際にはブログ記事にしたいと思います。もし、色弱に向いている仕事をご存知の方がいらっしゃれば、是非コメントに書き込んでいただきたいと思います。
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