人は新しい何かにチャレンジする際、恐怖を感じてしまい、躊躇してしまうことがあります。そんな時、一歩踏み出すチャレンジ精神を強くするためのおすすめのオーディオブックを見つけたので、ここで紹介させていただきます。
【不老長寿メソッド:死ぬまで若いは武器になる/鈴木祐著】
このオーディオブックでは、身体や心に負荷を与え、それが回復することでより成長できることを提案しています。多くのメソッドが紹介されていますが、その中で最も強力だと感じたのは、「エクスポージャー」という手法です。
エクスポージャーとは、自分が克服したいコンプレックスや達成したい目標に向けて恐怖を感じて踏み出せない場合、その躊躇の原因を解明し、少しずつ自分の恐怖心に向き合い、段階的にレベルアップしていく手法です。
私は極度の恥ずかしがり屋で、中学生以来、カラオケに行っても一曲も歌わず、場を固くしてしまうことがあります。しかし、音楽が大好きで、今でも頻繁にライブに通っています。西田敏行さんの曲「ピアノがもしも弾けたなら…」を聴いて、そのフレーズだけに強く共感した経験があります。
そんな私がこのオーディオブックを聴いて、新しい何かに挑戦することが人生にとってプラスになると感じ、興味があったギターを始めることにしました。それは約1年半前のことです。まだ友人や人前で演奏したことはありませんが、家族の前では集中して練習できるようになってきました(最初は家族の前でも恥ずかしかったです)。
そして最近、近くに一人で行くと料金が安くなるスタジオがあることを知り、恥ずかしさを押し切って予約しました。一人でスタジオに行くということで、初めてラブホテルに行く時以上に緊張した気分でした。しかし実際に行ってみると、受付の方がとても親切で、私を暖かく迎えてくれました。
スタジオ内はとても静かで、初めての完全防音環境に圧倒されました。そして憧れのアンプが私を迎えてくれました。その後2時間、初めての大型アンプを設定しながら、普段以上に集中してマーシャルの音色でギターを練習しました。
帰り道、自分が成長した感じがして、新たな自信が芽生えていることに気づきました。これがエクスポージャーの真の力だと感じました。
今後のエクスポージャーの課題としては、「自分の曲を1曲通して録音して聞いてみる→ 動画にとってそれを見てみる→楽器ができる人とセッションしてみる→ バンドを組む→ ライブをやる」という段階を考えています。
20年以上カラオケで1曲も歌えない人がバンドを組んでいたら、それはそれで良い話になると思ってます。
しかし、このような刺激を絶えず与えることで、自分自身を維持し続ける必要があります。そうしないと、人間として老化してしまいます。しかし、その苦労を上回る達成感が得られるので、あなたがこれまで避けてきたことに少しずつ挑戦してみてください。それが成功すれば、私としても大変うれしいです。
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