Amazonが運営するオーディオブックサービス、Audibleで【ちょんまげぷりん2/荒木 源 (著)】が聞き放題となってリリースされました。
購入リンクは↓
前作の【ちょんまげぷりん1】がオーディオブック愛好家の間で大好評で、私自身もそのファンになったのですが、続編【ちょんまげぷりん2】も期待を裏切らず、非常に魅力的な作品でした。その魅力について詳しく解説します。
【ちょんまげぷりん1/荒木 源】をまだ聞いていない方は、こちらの記事を参照してみてください。↓
今回は、前作でサムライの安兵衛が現代の東京にタイムスリップしたのとは対照的に、反抗期真っ盛りの中学生ユウヤが江戸時代にタイムスリップします。そのままの姿でタイムスリップしたユウヤは、鎖国している日本で洋風の身なりをした現代人として、町の人々に西洋人と間違えられます。ふとした出会いから歌舞伎役者市川海老蔵の弟子となりますが、突如として牢獄に入れられます。そして驚くべきことに、そこで安兵衛に再会します。
では、なぜ安兵衛は牢獄にいたのでしょうか。【ちょんまげぷりん1】のラストシーンでは、江戸時代に戻った安兵衛が和菓子屋を開き、それが現代まで受け継がれているという話でした。しかし、ユウヤが安兵衛と再会した時、その和菓子屋は既に3年前に閉店していました。安兵衛は和菓子の材料を手に入れるために詐欺に手を染めたと勘違いされ、それが原因で牢獄生活を送っていました。
その困難な状況から脱出するための手段とは、なんとプリンでした。
詳細はネタバレになるため書けませんが、プリンが物語の重要な要素として再登場することに、ファンとしては大いに興奮しました。どのような形でプリンがストーリーに絡むのかは、ぜひオーディオブックを聞いて確認してみてください。
本作には市川海老蔵、子供時代の勝海舟、東芝を創業した田中久重、徳川慶喜など、歴史上の有名人が多数登場します。このような具体的でわかりやすい設定は、物語に深く没頭できる要素の一つだと感じました。
現実的にはありえないような出来事が物語の主題となっていますが、荒木源さんの独特の作風と深い知識、そして緻密なプロット構成により、それらが違和感なく受け入れられます。私自身、荒木源さんの作品が大好きで、その非現実的な要素こそが彼の作品の魅力だと思っています。
オーディオブックの聴き心地をさらに向上させるための骨伝導イヤホンのおすすめは↓
Shokz OpenRun Pro 骨伝導イヤホン
荒木源さんに関する記事は↓
コメント