【初夏に聴きたい】おすすめオーディオブック5選【オーディオブックジャンボリー】

おすすめオーディオブックまとめ

もうすぐ7月、日に日に夏の兆しが強くなってきておりますが、皆さん、元気に読書ライフを楽しんでいますでしょうか?今回は初夏にぴったりのオーディオブックをリストアップしました

夏の気分を高めるのにぴったりの作品や、聞くだけで体感温度が3度ほど下がるような作品を集めました。気になる作品があれば是非お聞きになってください。

【君の膵臓をたべたい/住野よる(著)】

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小説がベストセラーとなり、映画も大ヒット、ドラマ化もされている皆さんおなじみの【君の膵臓をたべたい/住野よる(著)】

私は計10回ぐらい聞いている、オーディオブックの中でも一番好きな作品なのですが、一番のおすすめポイントは【夏×恋×不治の病】という名作の鉄板要素が盛りだくさんだからです。

【 夏の淡い恋 で胸を高ぶらせ→病気 で 主人公は他界してしまう→残された恋人は未来に希望を見いだす】という ありきたりな話なのですが、 著者の腕が凄すぎるので、 作品の世界に 思わず感情移入してしまいます。

後半の30分ぐらいは、 何回聞いても涙が止まらないです。

主人公の女子校生【さくら】のナレーターも素晴らしく、【可愛らしく・憎らしい・純粋】なキャラを完璧に演じており、作品の完成度を一層高めてくれます。

【君の膵臓をたべたい/住野よる(著)】を初めて知る人は、オーディオブックが一番おすすめです。

【変な家/ 雨穴 (著)】

こちらの作品は、お化けの出ない【怖い話】です。

夏といえば心霊ものですが、私は科学的根拠のないものにはあまり感情移入できないので、現実に起こり得る【怖い話】が個人的に好きです。

この話は、【家の設計図を見て変な空洞がある】ことに疑問を持った主人公が、それを調べてある事件につながっていきます。

事件の真相には【家系の伝統】が鍵となっており、日本文化ならではの【あり得る】話なので、心から作品に没頭できます。

気持ち的には【世にも奇妙な物語】を見た時の【気持ち悪い後味】があります。同じ著者の【変な絵】もおすすめです。

【エゴイスト: / 高山 真 (著)】

この作品を聴いた後の気持ちを一言で言うなら【夏のクーラーが効いた、月明かりだけの寝室】です。

話の内容ではなく、世界観がクールであり、かつ美しいお話なので、涼しく静かな気分にさせてくれます。

LBGTQを中心テーマにしたお話です。

ゲイカップルの純粋な恋愛を描いた小説を聞くのも、新しい体験となります。

【蹴りたい背中/綿矢 りさ (著)】

なぜか好意を持った男性に【背中を蹴りたい】という矛盾した感情を持つ主人公の女子高生。

夏休みに好意を持っている男子高校生の家で遊んだシーンが印象的で、そこで主人公の女子高生は「背中を蹴りたい」と感じるのです。

この説明では内容は十分伝わらないかもしれませんが、直木賞作家の朝井リョウさんのエッセイ作品【そして誰もゆとらなくなった 】の中で、なぜか好意を抱いてしまう人への感情を【蹴りたい背中】と同じように表現するほど、この小説はインパクトがあります。

【嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか / 鈴木 忠平 (著)】

夏は野球シーズンの真っ只中ですが、このオーディオブックを聞くと野球がより立体的に楽しめると思います。

私自身は野球をテレビであまり観ないのですが、野球選手や監督が書いた著書が好きで、特に【星野監督・野村監督】などの選手を育てる側の人が書いた本には、自己啓発書に見かけない成功法則や説得力があり、学びが多いからです。

本書も、選手としても監督としても一流の人間である落合博満のドキュメンタリーであり、中日ドラゴンズを革新的に飛躍させた秘訣が詰まっています。

落合監督の【疑惑の解雇問題】も赤裸々に語られており、野球界の現在も理解できます。

そうした選手や球団の裏側を知ることで、野球を見るのがまた違った楽しみになります。

野球選手たちは本当にすごいんですよ。

以上、初夏にぴったりなオーディオブックを5つ紹介しました。気になる作品があれば、ぜひ試してみてください。

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