現実逃避におすすめの【神様系】オーディオブック5選

おすすめオーディオブックまとめ
カツ男
カツ男

オーディオブック好きの皆さん、こんにちは。快適なオーディオブックライフをお過ごしでしょうか?

今回おすすめするオーディオブックは【神様】が登場する作品をピックアップしました。

現実に疲れた人や奇跡的な出会いを感じてみたい。そんな気分の時にぴったり合うオーディオブックなので、気になる作品があれば是非聞いてみてください。

【神様の定食屋 1/中村颯希 (著)】

定食屋を親がなくなり、店を引き継ぐことになった兄弟の話。 もとエンジニアの兄が、突如定食屋を引き継ぐことになり、料理は完全初心者で妹から叱責を受ける日々。

ふと帰り道に立ち寄った神社でお願いを境内でしたところ、その神社に祀られている神様が、他の霊との願望をマッチングさせることになる。そのことがきっかけで料理の魅力に取り憑かれ、幾度となく悩みがあると神社に訪れるようになり様々な人との出会いやドラマに発展していく。

あらすじはこのような感じなのですが、話のメインは登場してくる霊と料理ですが、顔も見えない神様が作品を盛り上げる素晴らしい仕事をしており、すごく印象的だったので紹介させていただきました。

【サラバ! /西加奈子 (著)】

この作品は上中下の長編作品です。ある一家の人生を描いた話で、登場人物も子供から大人になる成長がテンポよく描かれており、私の中では名作と呼べる作品です。

ここで登場する神様は、エジプトで実在する宗教や、家族がお世話になっているおばちゃんも、地元では新興宗教の神様であり、姉もその影響で神様的な存在に一時はなります。

作品の内容は長男の人生を描いているのですが、話の中で宗教が持つ意味合いが大きく、登場人物も信仰により、人生の困難に出会ったりします。

ストーリー自体も非常に深く構成された良書なので、ぜひ聞いてくださいね。

【夢をかなえるゾウ/水野敬也 (著)】

こちらは関西弁メタボガネーシャでおなじみのベストセラー本です。

自己啓発を小説テイストで笑いやドラマにして伝えてくれる、普通とは違う自己啓発小説です。ブッダや貧乏神、死神など世界中の神様が登場しますが、みんなキャラが濃すぎて、ユニークなメンバー構成です。

シリーズごとに主人公が変わり、世代も違う登場人物なので、それぞれの年代にあった作品を見つけてください。私のおすすめは2か3です。

【1Q84/村上春樹 (著)】

私が大の村上春樹ファンなので無理やりねじ込みました。

あらすじはストーリーがややこしくて書けないですが、【さきがけ】という信仰宗教団体がストーリーのベースを作っており、主人公青豆も先駆けの教祖の命を断つミッションを与えられます。

村上春樹独特の入り組んだ話になっておりますが、絶対に聞いて損しない作品だと思いますので、よろしければお聞きになってください。

【独裁者ですが、なにか?/荒木源 (著)】

北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記を完全にモチーフにしている作品で、中国から取り寄せたAIロボットを暇つぶしで購入した総書記が、AIとのコミュニケーションを通じて内なる自分を発見していくストーリーです。最後にはすごいオチが待っています。AIの中身は、タイで暗殺された長男がなぜか搭載されており、不思議に思いながらもAIの魅力に抗えず、どんどんロボットに心を開いてしまいます。

北朝鮮の神様とテクノロジーで構成された作品であり、小説を楽しみたい時に向いている軽めの作品となっております。荒木源さんは日常では絶対に起こらないようなストーリーを構成するイメージがあるのですが、構成がしっかりされており、話に引き込まれる魅力的な作家です。

ぜひ代表作【ちょんまげプリン】もオーディオ化されておりますので、合わせてお聞きになってください。

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