吉本興業といえば大崎洋。ダウンタウンの才能を見出したのも大崎洋。
名前だけ知っている方も多いと思いますが、オーディオブック『居場所。』を聞くと、魅力的な人間性・社会との距離の取り方・楽に生きる方法など、興味深い人間性が伝わってくる素晴らしい作品だったので、心に残ったハイライトをお伝えしたいと思います。
居場所。: ひとりぼっちの自分を好きになる12の「しないこと」 /大﨑 洋 (著)
【ダウンタウンとの出会い】
お笑いコンビダウンタウンと聞くと、デビュー当時からキレキレの新時代のお笑いを広めたイメージが強いですが、もちろんデビュー当時は売れない期間もありました。 そんな無名な若手時代に吉本社員として働いていた大崎洋さんとの出会いで、人気芸人としての扉が開かれることになりました。
そもそも大崎さんは【正式なマネージャー】ではなく、売れずに悩んでいたダウンタウンの才能を確信し、自らマネージャーとして活動されていました。 ダウンタウンが一躍有名になった『4時ですよーだ』や『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』などの人気番組スタート時の話や、一緒に歩んできた仲間である立場だからこそ相談される、ダウンタウンの心情など、メディアにあまり露出しない情報がたくさん載っておりました。
本1冊通してダウンタウンに言及することがたくさんあるので、ダウンタウン世代は絶対に聞いて損はしないと思います。
【優秀だから社長になれたわけではない】
このオーディオブックは大崎さんの自叙伝ではなく、社会で活躍する人に少しでも力になりたいと思って作られた作品らしいです。
芸能界とは関係がない人が聞いても、学びを得る自己啓発的な書籍でもあります。
大崎さんは決して小学生の頃から優秀とは言われず、教師から【いいところが1つもない】と言われるぐらいの生徒でした。
そんな人間が社会で成功したと言われるような立場になれた、働き方や考え方を学ぶことができます。 私はこの本を通じて【頑張りすぎて周りが見えなかった人が、楽に生きるコツを知れる】と感じました。
【銭湯をこよなく愛している】
大崎さんは大の銭湯好きで、仕事終わりや合間にまで銭湯に駆けつけるほどです。 それほどまでにお風呂に執着する理由は【誰でも裸になって、リラックスできる空間】が最大の理由みたいです。
社会で働いていると、自然と外側の顔や心境に陥ることがあり、気づいてないところでストレスがかかっています。銭湯はそんなしがらみから解放してくれる手段だったみたいです。
私たち読者は、銭湯でなくてもそんな心を開放できる空間を一つ手に入れることで、社会を上手に生き抜くことができるかもしれないと感じました。
また、大崎さんがゴリ押しする【清水湯】にも興味が引かれ、一度は行ってみたいと感じました。
いかがでしょうか?これは私が心に残っていたハイライトですので、書籍にはもっとあなたを魅了してくれる内容となっております。
興味を持たれた方は、Audible聴き放題対象作品なので、ぜひ聞いてみてください。
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