【秋の夜長に聴きたい】おすすめ長編オーディオブック【厳選6作品紹介】

おすすめオーディオブックまとめ

暑さも徐々に収まり、涼しい季節の到来を知らせてくれるようになってきました。秋といえば【読書】という人も多いと思いますが、今年の秋は長編オーディオブックに挑戦してみてはいかがでしょうか?

Amazonが運営するオーディオブックサービスAudibleでは、ベストセラーや話題の最新作なども放題対象作品で楽しむことができます。

今回は聞けば絶対にハマる、長編のオーディオブックを6作品お伝えしたいと思います。

【半沢直樹シリーズ/池井戸潤 (著)】

バブル期に大手銀行に入行し、大阪西支店で融資課長となった半沢直樹。支店長命令で無理に融資の承認を取り付けたものの、会社は倒産、支店長の浅野はすべての責任を半沢に押しつけてきた。四面楚歌の半沢に残された道は債権回収しかない。半沢が取った一発逆転の方法は――!?
基本は性善説。やられたら、倍返し。大ヒットドラマ「半沢直樹」原作!!

アマゾンより
カツ男
カツ男

「倍返しだ」でおなじみ半沢直樹シリーズ。ドラマで作品に触れた方も多いと思いますが、小説は5作品まで発刊されるほどの長編作品となります。

一作一作、濃密な内容で作られており、映像化では伝えられない細部にまでこだわって考えられています。

ドラマシリーズでは省かれている部分も是非お楽しみください。作品の理解が深まること間違いなしです。

【黄色い家/川上未映子 (著)】

2020年春、惣菜店に勤める花は、ニュース記事に黄美子の名前を見つける。
60歳になった彼女は、若い女性の監禁・傷害の罪に問われていた。
長らく忘却していた20年前の記憶――黄美子と、少女たち2人と疑似家族のように暮らした日々。
まっとうに稼ぐすべを持たない花たちは、必死に働くがその金は無情にも奪われ、よりリスキーな〝シノギ〞に手を出す。歪んだ共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解へ向かい……。
善と悪の境界に肉薄する、今世紀最大の問題作!

アマゾンより
カツ男
カツ男

19時間越えの超大作ですが、内容に集中しすぎて、あっという間に聞き終えてしまった作品です。

人の生まれ育った環境と性質により現状から抜け出せない、人間の弱い部分を描いた小説。

内容が少しセンチメンタルな小説で、これが秋独特の哀愁と交わると、より一層作品の世界観に没入できると思います。

【トッカン特別国税徴収官シリーズ/高殿円 (著)】

税金滞納者を取り立てる皆の嫌われ者、徴収官。なかでも特に悪質な事案を扱うのが特別国税徴収官(略してトッカン)である。新米徴収官ぐー子は、鬼上司・鏡特官の下、カフェの二重帳簿疑惑や銀座クラブの罠に立ち向かい、人間の生活と欲望に直結した「税金」について学んでいく。税務署エンタメシリーズ第一作

アマゾンより
カツ男
カツ男

最近かなりハマっているトッカンシリーズ。内容もいい感じに軽快なのですが、税務署に起こる問題や税務に対する知識が増えて、作品は面白いし知識もつき、一石二鳥の作品です。

インボイス制度が10月から始まるので、内容的にはぴったりの作品かもしれません。税金滞納の恐ろしさが身に染みて分かります。

【1Q84/村上春樹 (著)】

ひょっとしたら、と彼女は思う、世界は本当に終わりかけているのかもしれない。 夜空に不思議な月が浮かび、「リトル・ピープル」が棲む1Q84年の世界……深い謎をはらみながら、主人公・青豆と天吾の壮大な物語(ストーリー)が始まる。 1Q84年――私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。……ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれ、主人公青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。

アマゾンより
カツ男
カツ男

日本人なら誰もが聞いたことがある村上春樹著書の1Q84

内容は村上春樹ワールド満載ですが、他の作品より一般的に受け入れやすい内容となっており、誰が聞いてもハマれる作品だと思います。

ナレーターは女優の杏さんが担当されており、女性主人公青豆のキャラを引き立ててくれます。

村上春樹作品に触れたことのない人は、絶対に聞いてください!

【宮本武蔵シリーズ/吉川英治 (著)】

吉川英治の代表作。日本人なら一度は読みたい、超骨太なエンタテイメント作品。屍ひしめく関ケ原で命からがら落ち延びた武蔵と又八。お甲・朱実母娘の世話になり一年後、武蔵はひとり故郷に戻るが、その身を追われ…。憎しみに任せ、次から次へと敵を打ち殺す野獣武蔵に対峙する、沢庵。殺めるためではなく護るための剣とは?一介の武弁が二天一流の開祖宮本武蔵に至るまで志を磨く道、ここに始まる。(全1/8巻)

アマゾンより
カツ男
カツ男

年配の方は文豪【吉川英治】さんの名前を聞いたことがある人は多いと思いますが、若い人は知らない人が多いと思います。

今回ご紹介する宮本武蔵は、スラムダンクの著者でおなじみの井上武彦さんが連載されている【バガボンド】の原作的な作品です。

まだ連載が終わっていないバガボンドの結末を知るには、この作品を聞けば可能です。

また、バガボンドには載っていない、作品を深く知るには欠かせない詳細な部分もたくさんありますので、宮本武蔵をより感じることができると思います。

ちなみにシリーズは8巻までありますので、気合を入れて挑戦してください。

【神様の定食屋/中村颯希 (著)】

両親を事故で失った高坂哲史は、妹とともに定食屋「てしをや」を継ぐことに。ところが料理ができない哲史は、妹に罵られてばかり。ふと立ち寄った神社で、「いっそ誰かに体を乗っ取ってもらって、料理を教えてほしい」と愚痴をこぼしたところ、なんと神様が現れて、魂を憑依させられてしまった。料理には誰かの想いがこもっていることを実感する、読んで心が温まる一冊。

アマゾンより
カツ男
カツ男

こちらは最近知り合ったオーディオブックなのですが、聞いていると癒されて心が軽くなります。

料理の描写もとても美味しそうで、出てくるキャラクターも濃く、作品の世界に自然と入っている自分がいると思います。

食欲がわいてくる涼しい季節に聞くと、晩御飯は必ず作品に出てきた料理を食べてしまうと思います。

オーディオブック版飯テロにご注意。

コメント

タイトルとURLをコピーしました