記事をご覧いただきありがとうございます。
私は色覚補正レンズを使用して13年が過ぎようとしている、色弱の寿司職人です。
職場やプライベートで日常的に色覚補正レンズを使用していますが、そんな生活の中で感じた不満を5つお伝えしたいと思います。
この記事を読んでいる方の中には、色覚補正レンズの購入を迷っている方もいらっしゃると思いますので、参考になれば幸いです。
1. 視界が暗すぎる
私が一番の問題点だと感じるのは、視界が暗くなることです。私が使用しているネオダルトンの色覚補正レンズはまだマシなのですが、他社のレンズではかなり視界が暗くなり、つけたまま生活するのが不便に感じます。
特に仕事中に常につけていると業務がしづらく、必要なときだけ装着する使い方になっています。
何度もつけたり外したりするのが面倒になり、次第に使用回数が減るという実体験もあります。
やはり普通のメガネのように、明るさを変えずに見られるのが理想です。
2. 見た目を気にしてしまう
色覚補正レンズのほとんどはミラーレンズのような見た目をしており、どんなにフレームにこだわってもサングラスと間違えられることが多いです。
特に接客業ではお客様の視線が気になり、頻繁に外して業務を行うことがあります。
色覚補正レンズの社会的認知度がまだまだ低いこともあり、この見た目の問題をどうにかしたいと感じています。
3. 傷や損傷が気になる
色覚補正レンズの価格帯は幅広いですが、良い商品ほど値段が高くなります。
私が使用しているレンズも10万円ほどした記憶があり、今では傷だらけですが使い続けています。
Amazonなどで購入できる格安レンズも、確認用として使用することができますが、万が一壊れてしまうと大きな出費になるため、慎重に扱っています。
良い商品で手頃な価格のものがあればベストなのですが、現状ではまだそのような商品に出会ったことがありません。
もし最初に試すのであれば、Amazonの格安色覚補正レンズで試してみるのも良いと思います。
4. 目が疲れる
視界が暗くなることや光の入り方が変わることで、目に負担がかかると実感しています。
2時間もつけているとかなり目が疲れ、勤務時間すべてをつけたまま業務を行ったことは今までありません。
やはり、普段からつけっぱなしでも大丈夫なレンズがあればありがたいです。
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5. 周囲の人からいじられる
色弱のあるあるですが、周りから珍しがられ、
「これは何色に見えてるの?」
「一度そのメガネをかけさせて!」
などとよく言われます。
色の見え方が違うことに興味を持つのは理解できますが、多くの人が同じような反応をするので、時には疲れることもあります。
特に色覚補正レンズをつけていると、こういったことを言われる可能性が高くなると感じます。
まとめ
色覚補正レンズは色弱の人にとってなくてはならないものですが、商品ラインナップが少なく、社会的認知もまだまだ低いため、普段つけ続けるには多くの課題が残っていると思います。
海外では色覚補正コンタクトレンズなども販売されているようですが、私自身は使用したことがないため、現状では手に入る色覚補正レンズに頼るしかありません。
私自身、色覚補正レンズの開発・販売をしたいと考えていますので、ご興味のある方はぜひこちら記事をお読みください。
また、良い商品やアイデアがあれば教えていただけると嬉しいです。
色覚についての仲間が増えることを楽しみにしています。
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