【東南アジア式 「まあいっか」で楽に生きる本 / 野本 響子 (著)】
【あらすじ】
本作品の著者は、マレーシアで10年以上家族で住まれて、がっつりと海外で生活されています。子育てや社会で感じた日本とマレーシアのギャップを分析して、日本人が陥っている【生きづらさ】の根本的原因を教えてくれます。
マレーシアは未だに貧富の差が激しく発展途上国というイメージですが、幸福度は日本よりも圧倒的に高く、未来に不安が少ない人が多いそうです。教育、お店、ハプニングなど、日本では考えられないような行為も、マレーシアでは自然なことであり、世界的に見ると日本がマイノリティーな文化を形成していると言えます。
そんな世界水準から逸脱している日本の考えを、マレーシアの人たちのライフスタイルを参考にして、日常生活をハッピーに過ごす考えを知ることができる一冊です。
【お客様は神様ではない】
日本のコンビニや飲食店では、世界から見ると考えられないような高品質なサービスを受けることができます。しかし、働いている本人が楽しくてサービスを提供している分には理解できるのですが、業務としてするのは、世界水準としては稀なことです。
クレーマーや少しのことでご立腹するお客さんが市場を占める日本では、従業員は疲労困憊するのは当然と言えます。
マレーシアでは【客と従業員は対等の立場】であり、これは世界水準の価値観でもあります。実際に海外に訪問して、日本の固定概念を潰すのもいいですが、オーディオブック1冊で価値観を見直せるので、少し仕事で疲れた方は聞いてみると、少しのミスぐらいで凹まないメンタリティを手に入れるかもしれません。
【家族は何よりも大事】
日本社会で長期休暇に何をするか考えると多くの人は【旅行・イベント・自宅】などの選択肢をとる人が多いと思いますが、マレーシアでは【実家に帰る】と選択する人が多いそうです。
現代の日本で孤独を感じている人は多くいると思いますが、家族を心の拠り所にする人は少数派だと言えます。もっと家族の絆を深め、リラックスできる関係を深めれたら、日本人の幸福度は爆上げするかもしれません。
お金がなくても【家族の愛】があるだけで、人は簡単に幸福度を上げられるのと感じました。
私もあまり実家に帰ってないので、これを聞いて久々に実家に帰りたくなりました。
【100%を目指さない】
日本企業は行動が遅いと言われることがありますが、それは100%の製品を提供しようと頑張っているからみたいです。海外の企業は80%ぐらいの完成度で一度商品をリリースし、改善を重ねて100%を目指していくそうです。アプリなどもアップデートするように、最初から100%の商品を作ることは不可能だという前提を持っているそうです。
世界一少子高齢化が進む日本で、日本市場だけを狙っていれば勝てる世の中ではなくなってくるかもしれません。今後のためにも完璧主義を教える必要を私は強く感じました。
いかがでしょうか?この短い文章で作品の魅力を伝えられたとは思っていませんが、15パーセントぐらいは伝えられるかなと思っています。興味がある方はぜひ聞いてみてください。感想を共有していただけると嬉しいです。
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