12月は39本のオーディオブック作品を視聴し、多くの素晴らしい作品と出会うことができました。
その中から、【絶対に聴くべきおすすめ作品5選】をご紹介します。
今回ご紹介する作品は、Amazonが運営するオーディオブックサービス【Audible】の聴き放題対象作品です。もしまだAudibleを利用したことがない場合は、無料期間を利用してこれらの作品を無料で視聴することが可能です。
【走ることについて語るときに僕の語ること/村上 春樹 (著)】

Audibleでは、村上春樹作品のほぼ全てがオーディオブックとして聞き放題で提供されていますが、まだ知られざる名著も多く存在しています。
村上春樹の作品に魅了され、古本屋で過去の作品を探している私ですが、この作品は古本屋では見たことがなく、思わず小躍りしてしまいました。
内容は趣味のランニングについてひたすら語り尽くしております。
村上春樹さんが大事にしている習慣【ランニング】が、いかに作品や私生活に影響を与えているかを教えてくれます。
村上春樹ファンには必聴の作品です。
【元ヤクザ弁護士: ヤクザのバッジを外して、弁護士バッジをつけました /諸橋 仁智 (著)】

『ヤクザが弁護士になれるのか?』という単純な好奇心でこの作品を視聴しましたが、思ったよりも3倍は内容が濃かったです。
元々は優等生と言われた青年が、ヤクザになり、さらには薬中にまでなってしまった人が、どのような経緯で弁護士資格を取得したかを飾る自伝書です。
前半は、サラ金全盛期に、今では有名になった瓜◯純士さんと同じエリアでヤクザとして活動していた時期の話が赤裸々に語られています。リアルすぎる裏社会の知識を知ることができます。
後半は、弁護士になる経緯を語っており、7年間の努力を実らせる背景が描かれています。
自分に自信を持てない人や、何かに挑戦したいけど躊躇している人に聞いてほしい1冊です。
【土竜/高知 東生 (著)】

この作品は2016年6月24日、覚醒剤と大麻所持の容疑で逮捕された高知東生さんの半自伝作品です。
全くその情報を知らずにこの作品に触れましたが、中身は完全に小説になっており、内容にどんどん引き込まれてしまいました。
バブル期・薬◯・芸能界などの作品が好きな人には、絶対聞いてほしい作品です。
【板上に咲く – MUNAKATA: Beyond Van Gogh/原田 マハ (著)】

1924年、画家への憧れを胸に青森から上京した棟方志功のアート小説です。
多くの人が一度は見たことある棟方志功の作品がどのように生まれ、戦前戦後をどう生き抜いたかを描かれている作品です。
戦中の貧しい日本で、アートを作り続けた情熱が私たちの心を勇気付けてくれます。
また作品ができるまでの工程をストーリーで聞くと、作品の見え方も違ってきます。
芸術が好きな人に絶対聞いてほしい作品です。
【老いては「好き」にしたがえ!/片岡 鶴太郎 (著)】

『飛びます!飛びます!』や、AV監督村西とおるのものまねで一世を風靡した片岡鶴太郎の著書です。
ヨガ・絵画・ボクシングプロライセンス取得など、様々な趣味を突き詰める片岡鶴太郎さんの生き方をヒントに、人が死ぬまで幸せに生きる方法を提示してくれます。
『仕事を引退すると無趣味でつまらない人生が待っている』そんな不安を一掃してくれる一冊です。
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